影の棲む城
- 東京創元社
- 9784488587048
- 4488587046
- 2008年01月01日
- 1008円
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概要説明
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もと聖者、皇太后イスタの巡礼の旅の果てに待つものは・・
チャリオン国太后イスタは鬱々としていた。元国主の夫はとうに亡く、娘はチャリオンの国主となっている。では、自分は? 神の手が触れた聖者でありながら、周囲からは気がふれていると思われていたのも昔のこと。このまま故郷の城で、とらわれ人のように一生を過ごすのか。耐えられなくなったイスタは、神に祈願をする巡礼として、わずかな供と旅に出た。ヒューゴー、ネビュラ、ローカスの三賞受賞、異世界ファンタジーの金字塔。
『影の棲む城』の本が好き!書評
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↓「五神教シリーズ」第二弾。
前作とは対照的に、冒頭からファンタジーの魅力が堪能できる作品に仕上がっている。40歳の女性主人公イスタのキャラクターも魅力的だ。
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↓
なかなか前半で物語りに入り込めず時間がかかってしまいました。
上巻中盤あたりからぐっと面白くなり、下巻は一気読みでした!
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↓読み応えのある、リアリティがあるファンタジーを読みたいと思っている人にお薦め。
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↓物語のエンタテインメント性も優れているが、魂を育てるのは奇麗事だけではないというテーマが好ましく感じた。
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↓【ネタバレ注意!】
珍しい主人公のスタイル。大人の女性向きの作品、なんだろうか。新鮮な感覚を楽しみました。
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↓こうした分野の小説を読むことは少ないのですが、 文句なしに面白い、かつ内容も優れている秀作だと思いました。
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↓
主人公イスタが物語が進むにつれて、ドンドン、英知、判断力に富んだ魅力的な女性としてパワーアップして行くので、目が離せませんでした。
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↓ヒューゴー、ネビュラ、ローカスの三賞受賞は伊達ではありません。
文句なしに太鼓判を押せる大傑作ファンタジーでした。
『影の棲む城』のAmazon書評
- 10年後の再読に耐え得る作品です
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内容は他の方のレビューにお任せしますが、前作では30半ばの
男性が主人公でしたが、今作に至っては40歳の子供2人を生んだ女
性が主人公です。もっと簡単に若い男女を主人公にしても良いのに、
敢えてけれんみの無い作品に仕上げられています。
単なるファンタジー小説としても十分面白いです。しかし、単
なるファンタジー小説では再読に耐えないものも少なくありませ
んが、この作品は再読に耐え得る奥深さを持っています。
主人公と同年代の者から言わせていただくと、まだ若い方が読んで
も、この作品の良さ(主人公の心理の動き・意味等)を十分には判ら
ないと思います。若い方は是非、自分が主人公の年齢近くになったら
再読することをお勧めします。
きっと新しい発見があると思います。
軽くすいすい読めるような本ではありませんが、読む価値のある本です。
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:この書評は役に立った 8人中6人 | 書評者 /乱読派 2008-03-23
- 時代を切り開く魂の物語!
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物語は、イスタ・ディ・チャリオン(チャリオン国太后)が、
半ば幽閉状態のヴァレンダ城暮らしを、疎ましく思って、
抜け出して、巡礼の旅に出ようとするところから始まります。
なぜ幽閉状態なのかは、シリーズ前作に詳しいようですが、
前作を読んでいない僕にも、この本を読み進めばわかります。
その意味では、しっかり独立した作品と言えるでしょうし、
それとなく前作を匂わせる進み具合も、興味深いのです。
そして始まるイスタの冒険は、中世を思わせる架空の舞台で、
城壁都市の様子や、その間を繋ぐ森や街道の様子など、
過不足なく描きながら、全体としてのバランスも実にいい。
しかもそれを読んでいると、次は必ず劇的な何かが起きる。
決して唐突でなく、しっかりと伏線を持った出来事が始まって、
その新しい出来事は、必ず古い出来事と繋がっているのを、
読者はイスタの思考と共に、納得して読み進めるのです。
波瀾万丈で…
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:この書評は役に立った 8人中5人 | 書評者 /イソップ 2008-02-06
- さすがビジョルド!!!
-
購入前に色々な書評を見た感じでは前作『チャリオンの影』に劣るとのこと。
で、実際に購入し読んでみると……
さすが!!!
普通はシリーズとはいえスピンオフ(…と言えるかどうか分かりませんが)物は
前作が面白ければ面白いほど、前作の登場人物に出てくるキャラクターに思い入れが強いほど
作品の評価が低く、ストーリーも面白みが無くなる事が多い中、この作品は予想以上にぐいぐい読ませる傑作でした。
チャリオンの影で活躍した主要人物はほぼ名前のみの登場ですが、全く気になりません。
逆に、前作でそれほど詳しく描写されずにいたグーラ兄弟やルテス卿の事が仔細に語られ、
肝心のヒロイン、イスタも40歳中年(…と本文でしつこく記載/笑)とは思えないほど
生き生きと描かれており、ストーリーに引き込まれずにはいられませんでした。
第三部では五神教の神々が干渉する世界とはいえチャリオンから全く離れてしまうそうですが…
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:この書評は役に立った 11人中8人 | 書評者 /てくてくアルク 2008-01-20
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