掠奪都市の黄金
- 東京創元社
- 411
- 9784488723026
- 4488723020
- 2007年12月01日
- 1134円
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概要説明
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「移動都市」続編
古代兵器の暴走でロンドンが炎上して2年あまり、トムはヘスターと共に飛行船を飛ばしていた。だが、不時着した北の氷原で移動都市アンカレジに拾われたことから、ふたりの運命は急転する。最終戦争で文明が荒廃した遙かな未来。都市淘汰主義に則り、移動しながら食ったり食われたりを繰り返す都市と、それに反発する反移動都市同盟が争う奇怪な世界で逞しく生きる、トムとヘスターの冒険第2弾。星雲賞受賞の『移動都市』続編。
『掠奪都市の黄金』の本が好き!書評
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↓ハラハラする展開がどんどん読者を引き込むSFの傑作。星雲賞を受賞した「移動都市」という作品の続編である。
久しぶりに、翻訳もののSFを読んだ。「略奪都市の黄金」(フィリップ・リーヴ/安野玲:東京創元社)である。この作品はシリーズになっており、「Hungry City Chronicles」と名付けられている。これまで、4作が刊行されているが、本作はその第2作目の「Predator's Gold」が翻訳されたものだ。この作品は、星雲賞を受賞した「移動都市」という作品の続編に当たる。なお、星雲賞は、日本SF大会の参加者の投票により選ばれたSF作品に対して与えられる賞だ。
この世界では、都市が世界を動き回っている。おまけに、弱肉強食の掟により、弱い都市は強い都市に、文字通り食べられてしまうのだ。食…
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↓移動都市という不思議な設定のSF。
主人公2人の恋の行方にハラハラしながら読みました。
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↓
ぐんぐん読めるジュブナイルSFでした。
移動都市の設定が、映画「ハウルの動く城」を連想させます。ぜひ宮崎駿監督に映画化してもらいたい!
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↓良質のジュブナイルファンタジーとして存分にお楽しみを。
現物を手にしたときに感じた「ジュブナイルだろうか」という感想が最後まで残った作品。訳者あとがきをみるとそれはあながち間違いではないようだ。もともと児童文学作品のイラストを描いていたこともあるとか、シリーズの第4巻は英国二大児童文学大賞のひとつガーディアン賞を受賞したとか。日本ではこうしてSF文庫に収められているので児童文学というくくりではないけれど、読んでみるとその設定のゆるさとか、物語の展開とか全体の雰囲気がどことなく児童文学っぽい匂いに満ちている。いや、どこがといわれると難しいのではあるけれど。
だからといってつまらなかったのかというと、反対で、実にわくわくさせてくれる展開に存分…
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↓読み始めるとなかなか止まらないテンポの良い展開とキャラクターの魅力が今回も冴え渡っていました。
続きが早く読みたいです。
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↓久しぶりに読んだSFですが、読みごたえもあって面白かったです。
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↓ダークなSFファンタジー。
異形のヒロインが魅力的
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↓星雲賞受賞の『移動都市』の続編です。前作を上回る面白さで、文句のつけようのない傑作冒険SFに仕上がっています
六十分戦争により文明が荒廃した大地をエンジンとキャタピラを持つ都市が走り回り共食いをするという、ぶっ飛んだ世界で繰り広げられる冒険SF第二弾。
今年の星雲賞受賞作である前作『移動都市』も面白かったが、本書はそれを上回る面白さ。
前作から続く奇妙な世界設定、ジェットコースターばりに繰り広げられる冒険活劇とどんでん返し、そして、希望溢れるラスト(奥手に見えてトムもやるなと思ったのは私だけではあるまい)と、文句のつけようのない傑作冒険SFに仕上がっている。これだけデキがいいと、もしかすると、『移動都市』と本作で、二年連続の星雲賞受賞なんてこともあるかも知れない。
本書の登場人物では、なんといっ…
『掠奪都市の黄金』のAmazon書評
- 移動する、擬人化された都市は人と同様に生命に限りがあるから美しい
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炎上する移動都市ロンドンから飛行船で脱出したトムとヘスター。それから2年間、物資輸送などを請け負って、ふたりだけの気ままな旅をしていたが、ペニーロイヤル教授と名乗るうさんくさい人物を乗せてから事態は急転。身に覚えがないのに戦闘飛行艇に襲われ、命からがらたどり着いたのが移動都市アンカレッジ。都市が都市を喰らう、弱肉強食の未来世界「移動都市」の続編。
移動都市アンカレッジでロンドンでの生活を思い出したトムは、辺境伯フレイヤ・ラスムッセンに厚遇され、すっかり落ち着いてしまいます。一方ヘスターはトムとフレイヤの仲を裂くためにも早く飛行船を修理して出発したい。そこで話をややこしくしていく元凶がペニーロイヤル。彼の言葉を信じたフレイヤは、祖先の故郷アメリカを目指しますが、盗賊集団「ロストボーイ」が密かにアンカレッジに潜入していたのです。
ひとつひとつの事件が別の事件へとつながっていき、アンカレッジ…
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:この書評は役に立った 1人中0人 | 書評者 /k's review 2010-08-05
- ヒロインがイイ!
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ヒロインであるへスターの描写がうまい。大抵、ヒロインといえば(前作に登場したキャサリンのような)美少女と相場が決まっているがへスターはそうじゃない。いろいろなコンプレックスを抱えているからトムが本当に愛してくれているのか不安だったり、嫉妬に狂ったあまりとんでもないことをしてしまったりする。実際にいてもおかしくないくらい、いじましく可愛くそして怖い。前作に比べるとトム君はあまり活躍していないように感じるくらいだ。というか、トムの立場に立って見直すと、受難の日々といえなくもない。
アメリカを目指すアンカレッジの脱出行を軸にして、それを追う掠奪都市アルハンゲリスク、移動する都市にひそかに忍び込み盗みを働く集団<ロストボーイ>、反移動都市同盟の過激派<グリーンストーム>、さまざまな組織さまざまなキャラクターがそれぞれの目的をもって複雑に絡み合う展開。特に後半は怒涛の展開に目が離せなくなる。
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:この書評は役に立った 7人中6人 | 書評者 /mizuno7 2007-12-19
- 移動都市クロニクル第二弾!
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前作で、移動都市ロンドンが壊滅した後の世界が舞台の第二弾です。
メインの都市は氷上都市アンカレジ。
アンカレジにロンドンと似た雰囲気を感じて長居したいトムと、アンカレジをさっさと後にしたいヘスターの思いが交錯しながら話が進みます。
また、超一級掠奪都市アルハンゲリスクや、凄い所に腰を据えた都市、反移動都市同盟の中の過激派などが出てきます。
登場人物もアンカレジの朴訥で純粋な人達、一癖もふた癖もある自称冒険家に、ロストボーイなる謎の集団。 更には前作に出てきた○○○や、○○○がこんな事に!?など相変わらず多彩な顔ぶれ。
是非とも前作、移動都市を読んだ上でお楽しみ下さい。 きっと3作目が気になりますよ(笑)
相変わらず訳が非常に読みやすく分かりやすいのも良いです。
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:この書評は役に立った 2人中2人 | 書評者 /おでこ 2010-04-07
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