文科系通訳

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概要説明

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アダムが話した原初言語の謎に迫る!

ジュネーヴの国際機関で通訳サービスの責任者を務めるフェリックス・ベラミーは部下から報告を受けた。16カ国語を操るひとりの通訳が、同時通訳中に異常をきたすという。
問題の通訳は、「全生物が話す普遍言語を発見しかけているのだ」と主張するが解雇され、ベラミーに執拗につきまとったのち失踪を遂げた。
彼の狂気は伝染性のものだった。感染させられたベラミーは、奇怪な言語療法を受け、通訳が残した謎のリストを携え欧州中を放浪することに――
あらゆるものに隠れて鼓動する創造の恐るべき力。知的遊戯に満ちた、現代イタリア発幻視的物語。
訳者あとがき=橋本勝雄

『通訳』の本が好き!書評

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この書籍のお気に入り度
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wizard81

多様な視座を読書の中に持ち込みたいと思っています。

今回はヨーロッパからのサスペンスの翻訳モノを読んでみました。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / wizard81
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ベック

かなり変わった話です。

ジャンル分け不能のおもしろさですね。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / ベック
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west32

外国語をしゃべっていると頭の中も違う考え方になるような気がする。

通訳っていうのはいくつかの世界を頭の中で並行して持っているのかもしれない。

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / west32
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mummykinoi1970

いい意味で読者を裏切ってくれる。

まさかそんな結末だなんて。

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / mummykinoi1970
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poppen

地続きの中に多数の言語が渦巻くヨーロッパという地を感じさせる、言語幻想小説とでも言うべき一冊でした。

平均レーティング 星星星星

『通訳』のAmazon書評

傑作!

通訳者である著者が、通訳者監督者が部下の通訳者の不可解な行動をフォローするうちにチェイスして、しまいには内在化までしてしまうような気分にまでなるという、精神的にはかなりグロいサイコ・サスペンスです。

言語学に興味があれば楽しさが数倍にふくらむことでしょう。通訳を生業とする人間に関する決めつけ的な記述は本当に最高に痛快で最高なのですが、では、どういった人達がどういった経緯で通訳者になるのか、といった背景論的な部分が甘いので知的でありながらそうでない、という自己矛盾もあって、好き嫌いの別れるところなのでしょうが、自分はかなりいいと思いました。

用語について一言。通訳という表現は辞書で調べると「通訳業務」と「通訳者」のふたつの意味があると書かれていますが、後者の場合、通訳者、通訳士、通訳官といった用語が日本語的にはどうなのか、というところを調べて使って欲しかったです。読んでいて通訳業務のこと…
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星星星星星 :この書評は役に立った 1人中0人 | 書評者 /Chopin's Thirds 2008-08-15
多言語VS究極の唯一言語

面白かった!
通訳サービスの責任者である主人公は、多言語通訳者の部下から謎の「言語」を感染される。職場を解雇され、言語クリニックに入院するとそこでは不可解な言語治療が行われていた。部下を追ってクリニックからでると犯罪に巻き込まれ逃避行。最後には人間の言語にあきたらず...

一言で言えば不条理な巻き込まれ型のストーリーなのだけど、ちりばめられた「言語ネタ」が可笑しい。エスペラント語のテープの使い道とか。
著者自身通訳なのもあって、「風変わりで不健全な人種」通訳の混乱ぶりや神経症的強迫観念についても面白可笑しく書いている。

言葉というものは共通の文化がなければ育たないと思う。だからこそいろいろな言語を学ぶのが面白い。様々な文化にふれることになるから。
でもアイデンティティが言語に負うところが大きいのであれば、文化(日常)と切り離して多くの「道具としての言葉」を脳内に取り込むと、アイデンティ…
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星星星星 :この書評は役に立った 0人中0人 | 書評者 /BUN 2009-12-10
言葉というトラウマと安息

言語特有の好悪 強弱 規則は話者を内面から固めていき  トラウマにも攻撃性にもなりうる 「バべルの塔」は罰ではない 趣味 行動様式 利害の協力と自律性のある人間同士が
賢明に快活に 生きのびるための住みわけである
二十世紀は夢も資格も開放されすぎて 自分を壊すような異質さえ吸収しようとしてしまう
「文学は生まれや育ちが不安定な人間が自分の言葉を育て 異界とつなぐ行為」
文学は狼の遠吠えのような野蛮な殺意でも井の中の蛙の悪口大会でもない
新しい異質は自分を傷つけることもあるし 新参者は適格かどうか試され
厳しく探られる  共同体に持ち場がないとみなされれば居場所はない
大人になるということは他者を習得することだが
自分らしい共同体にしか安らぎはないのだ
コスモポリタンであることは何と難しいのだろう
各共同体には固有の本音 建前 推奨(尊敬) 無理解(抹殺)がある
学習に長期間かかる方が普通だ…
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星星星星 :この書評は役に立った 0人中0人 | 書評者 /あでや 2009-03-10

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[本を増やしなさい 読書や関係表記欄]そろそろ来なすったな

通訳 (海外文学セレクション). 作者: ディエゴマラーニ, Diego Marani, 橋本勝雄; 出版社/メーカー: 東京創元社; 発売日: 2007/12; メディア: 単行本; 購入: 1人 クリック: 13回; Amazon.co.jpで詳細を見る. ヴァインランド. 作者: トマスピンチョン, ...続きを読む

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