秘伝 大学受験の国語力
- 新潮社
- 255
- 9784106035876
- 4106035871
- 2007年07月24日
- 1260円
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概要説明
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入試で求められる正答力とは何か? 実践的読解法も、きっちり伝授!
近代教養主義の時代から大衆教育社会へ、入試問題は歴史とともに変容してきた。まさに、「受験国語」は時代を映す鏡なのだ。では、現代の特徴は何か? センター試験、東大、早大などの問題を徹底的に分析し、選択肢問題と記述式問題、評論問題と小説問題、それぞれの解き方の筋道を具体的に示しながら、受験国語のカラクリを解き明かす。
担当編集者のつぶやき
――あの当時、この本があったなら……。
勉強のしかたに決まりはありませんが、受験勉強だけは効率よくやりたい。時間を無駄にしたくない!
この本では、2005年の大学入試センター試験、2006年の東京大学や大阪大学などの国立大学、2005年の早稲田大学や2006年の関西大学などの私立大学で出題された問題を徹底的に分析し、それぞれの解き方の筋道を具体的に示します。
本来、文学にはいろいろな読み方があっていいはずなのですが、入試では、「正解」はひとつ。つまり、読み方がひとつに決められてしまいます。合格するには、それがどういう原理で決められているのかを、技術として習得してしまうのが近道です。
評論問題、小説問題を読解するそれぞれのポイントは何か。選択肢問題や記述式問題で試される能力とは何か――石原先生が、きっちりと解き明かしてくれます。
ところで、この本には読みどころがもうひとつ。明治時代以来の大学受験国語の歴史を辿ると、あることがはっきりと浮かびあがってきます。近代教養主義の時代から大衆教育社会へ、という時代の変容に歩をあわせるように入試問題も変化している。そう、「受験国語」は時代を映し出す鏡なのです。
受験生はもちろん、受験生の親御さん、そして国語教育に携わる皆さん、必読です。
『秘伝 大学受験の国語力』の本が好き!書評
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↓あぁ、コンプレックスと後悔の念に苛まれて、鬱鬱鬱鬱、、、 えぃやぁ〜、二項対立整理能力でも文脈要約能力でも、こうなりゃ研いてやろうじゃないかぁっ!
!?、そう『もう一度、学問をやってみようかな。』♪
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↓4か月もかかった割には・・・
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↓【ネタバレ注意!】
国語へのルサンチマンを長々と書いてしまった。
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↓受験生だけに使わせるのはもったいない。
受験国語に一気に惹きこまれます。
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↓後半はセンター試験・私大・国立大の実際の入試問題文と解説なので、なかなか読み応えといいますか解き応えがあります。
別に誰に採点されてるわけでなくても問題を出されると必死に解いてしまものですね。
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↓題名から、薄っぺらな「ハウツーもの」であることを恐れたが全くの杞憂だった。
秩序整然たる論理で読者を引っ張る、読みやすい文章。ただ「新釈現代文」が登場したときには冷や汗が出た。暗い記憶がよみがえったから。(笑)
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↓【ネタバレ注意!】
現在の国語に関する状況がここまできていたのかと、なかなか感心させられる内容。また批評文の傾向などそのして問も面白い。単に受験本と言う終わり方ではない点も評価できる。思った以上に面白くて、まさにみっけものの一冊でした。
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↓前半は受験国語の歴史的・一般的評論。
きっちり後半からは具体的な問題をネタに評論。インスタントラーメン的学力を求めない受験生こそ読むべき一冊。
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↓大学受験に必要な国語力を、受験生/出題者、双方の観点から丁寧に紐解く。
現代国語だけではなく、近代国語で求められていた国語力についても紹介している。良書。
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↓【ネタバレ注意!】
受験国語の変遷と、実際の入試問題の解析が素晴らしく、この本自体が入試問題に使われても不思議じゃない立派な評論。
『秘伝 大学受験の国語力』のAmazon書評
- 国語教育への異議申し立て
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筆者は国語教育を憂いている。
本書の内容は、大学入試問題の解法として大変有用だが。
これができることが入試突破と言う目的以外に
なぜ必要なのだろうか。
考える訓練や頭の体操として必要なのだろうか。
テクストを分析的に読むことは、
読書を楽しむこととは相いれないような気がする。
では、国語教育はどうあるべきなのだろうか。
誤読まで含めて、味わい方を教え
誰にでも伝わる明晰な文章が書けるように
する事なのではないだろうか。
それには国語教育や、
受験を抜きにしては考えられないだろうが
ならば受験はどうあるべきなのか。
僕は、国語の受験問題としては
武蔵中、麻布中の問題を、深く支持するものである。
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:この書評は役に立った 2人中1人 | 書評者 /Gori 2010-02-25
- 意欲作ですが使い方が難しい
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「国語力ってなんだろう。国語力の強化のため具体的に何をすればいいのか」
受験生時代にこんな疑問持ったことが一度はあるでしょう。この本は入試問題を
つくる側の視点で、問われる国語力を明確に定義した画期的な本です。得点力
アップのためにどの様な能力を磨き、訓練すれば良いのかが明確になります。
そのあたりのスタンスが絶妙です。高校時代の現代文の指導として、多読せよ
とか、語彙力をつけるとか言われませんでしたか。そもそも、きちんと国語力を
理解し、国語力をつけるためのトレーニングメニューを作成指導できる先生が
全国にどれだけいるでしょうか。
地方の公立高校生でも、この本をしっかり読み込んで入試で問われる国語力を
自分なりに定義し直し、訓練することで現代文が他の教科と同様、努力が得点に
結びつく教科となるでしょう。
ただ、受験直前に読む本ではありません。この本が直ちに入試問題での得点力
アップにつ…
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:この書評は役に立った 12人中8人 | 書評者 /量子力学の冒険 2008-01-22
- 受験国語の上質な解説者であり批判者、さらには提言者
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「日本の国語教育は道徳教育である(道徳的にまちがっている選択肢はまちがい)」、「入試国語の問題は子供たちの個性を試すのではなく、平均値を知っているかどうかを試している」って氏の主張は卓見。そしてその対処として、「まず、小説を「自由」に読みたい自分を殺さなければならない。次に、「学校空間」にふさわしい物語がどういうものかを身につけなければならない」って指南も正鵠を射ている。
この著書が単なるハウツウ本でも批判本でもないのは、著者がポストモダン的な思考をモビルスーツのごとく自らの血肉としているからだろう。「ほんとうはどうだったかなどと問うのが愚かしいことは言うまでもない。文学テクストにほんとうはない。すべては解釈の結果なのであって、活字の向こうにほんとうがあるのではない」。この見切りさえ出来れば、社会生活の様々な断面で、窮することがあっても突破していくことが出来る。「国語は道徳である」っ…
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:この書評は役に立った 22人中16人 | 書評者 /盥アットマーク 2007-10-05
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