名づけえぬものに触れて
- 日経BP出版センター
- 300
- 9784822263126
- 4822263126
- 2007年07月05日
- 1575円
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概要説明
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芥川賞作家 柳美里の超・本音日記
柳美里が自身のブログで書き綴った、明暗“130編”
●概要
2007年、執筆活動20周年を迎えた作家の柳美里。初めてに児童書「月へのぼったケンタロウくん」(ポプラ社)、続々と発表される新刊、複数の新連載の開始、テレビ出演など、精力的に活動する柳を大きく変えたのがインターネットだった。
そのきっかけとなったのが、ブログ日記「名づけえぬものに触れて」だ。
同ブログは、2004年1月〜2005年7月までの1年半、公式ホームページ「La Valese de Miri」の中でつづられた。
今回、書籍化にあたり、その本編(抜粋)と、当時のインタービュー、エッセイを収録した。
●内容
自殺したファン<らばるすさん>の遺志を受け、仲間と共にホームページを立ち上げた柳美里が、ネットユーザーと真摯に向き合いながらも、自身の日常を赤裸々に語り続ける。
・誰か、完走メダルをくださいな(2004.6.2)
……朝日新聞で打ちきりになった連載小説「8月の果て」。その真実と、完成までの道のり。
・トラックバック、大歓迎でございます!!(2005.1.10)
…1ヶ月で10万アクセスを伸ばし絶好調! ユーザーの書き込み、TBも相次ぐ。
・還暦(2005.5.12)
…ベストセラーで映画化もされた私小説「命」。癌で世を去った元恋人・東由多加への思い。
●オビより
「名づけえぬものに触れて」
如何なる毎日も生き、
どんな一日も書く。
著者の命温伝わる、
二十四時間の日々。
「生きる」と
「書く」
デジタル化されぬ、
人と人のつながり、言霊の記録。
リリー・フランキー
『名づけえぬものに触れて』の本が好き!書評
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↓在日韓国人で「家族シネマ」で第116回芥川賞を受賞した柳美里の公式ブログ「名づけえぬものに触れて」が書籍化されました。
在日韓国人で「家族シネマ」で第116回芥川賞を受賞した柳美里の公式ブログ「名づけえぬものに触れて」が書籍化されました。
内容: ファンの一人らばるすが、自身のHPで「柳美里ファンBBS」を開設し、そこに作家本人が参加するようになって交流がはじまる。しかし、そのファンが亡くなり、約1年半後に彼の名前を冠して開設された、柳美里の公式HP。彼女自身が綴るブログ一番最初の記事は、らばるすの誕生日からはじまっている。題は「are you happy?」亡くなった人に向けての言葉でないことは確かだ。そんな題の意味もブログの内容を読むとよく理解できる。
大切なファンの一人であったらばるすに対…
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↓すごく年上で毅然とした強い女性だと思っていた作者。
彼女にも普通の(?)生活があって、しかも同年代ですごく身近に感じられました。
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↓アイデンティティとは何か?
現代の抵抗文学者である柳美里の日常が封じ込められた一冊!
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↓ものすごく脱力系です。
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↓名づけえぬものに触れて、あなたもどうか感じてみてください。その蠢く生命力というものを…!
生きることへの切々なる繰り返し。いわば、めしを喰らって生きるということ。そういうことを、わたしはふとするごとに忘れてしまう。流れる時間に追われる脳内にただあるのは、生きることの価値だとか、その意味だとか。どれほどの言葉を使っても言い尽くせないそれらが、漠然と何を肯定し何を否定するかにかかっている気がするということだけだ。なかなか表現するのが難しい微妙なこころのニュアンスと共に。その振り幅を思えば、誰もがすべての側に属し得ることは逃れようもなく、客観的に自分が属するものを見抜くのは意外にも他者のみかもしれないなどと思うのだった。人間とは、なんと困難な生き物で、なんと素晴らしいものか。考え出すと…
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↓「書くこと」の意味に迫る、芥川賞作家自らが綴ったブログの書籍化。
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↓文学好きのみならず、ブロガーは必読でしょう。
ブログでもこんなに深いことが書けるんです。
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↓ん〜、柳美里、好きなんです。
思いっ切り否定したいんだけど、全くもって受け容れ難いんだけど、不思議と引き寄せらる魅力♪ で、ブログという表現媒体に書き綴られた言葉であるが故に、無防備にポロリと垣間見えちゃう本音。
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↓とかくスキャンダラスな話題が先行しがちな著者ですが、案外と可愛らしい一面が垣間見えます。
柳美里は意外にネットの達人かも? 【読了時間:2時間05分/305P】
『名づけえぬものに触れて』のAmazon書評
- 凹みます
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まず、版型が面白い。横書きになっています。
まんま、PCの画面を見ているような展開。
本を開くと最初「ん?」と思われるはずです。
そして。
彼女を取り巻くいいこと、悪い人、
親切な人、そうじゃない人、
いろいろな参加者の話も載っています。
正直、読んでいて心がほっと温まったり、
気分が優れたりするような本ではありません。
むしろ、凹むこと請け合いなので、
滅入っている時に読むことはオススメしません。
彼女の子どもの父親であるH氏に対する思い、
子どもの保育園でのこと、そこに対する
ネットユーザーたちの反論、
「そう来る?」「そう思う?」と思うところも
ありながら読み進めました。
彼女の小説やエッセイは言葉の表現がとてもするどくて
好きですが、ちょっと今回は冗長な感じも受けたので、
厳しいですが、★3つとさせてください。
読むに値しない本では決してありませんが。
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:この書評は役に立った 7人中5人 | 書評者 /vega 2008-01-10
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2010/08/23-2010/08/29











































