英国機密ファイルの昭和天皇
- 新潮社
- 236
- 9784103048312
- 410304831X
- 2007年05月01日
- 1470円
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概要説明
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全ては見抜かれていた――。英極秘文書に刻まれていた、知られざる昭和天皇の真相!
インテリジェンス先進国の英国。彼らは、日本と敵対関係となった太平洋戦争の前後も、昭和天皇に関する情報収集を続けていた。退位計画、カトリック改宗説、皇室の資産隠匿疑惑――。さらには天皇の“名代”として蠢く、吉田茂、白洲次郎らの暗躍まで。ロンドンの公文書館の膨大なファイルに残されていた驚愕の昭和裏面史!
『英国機密ファイルの昭和天皇』の本が好き!書評
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↓英国の冷徹な日本の戦前・戦後の諜報戦略として読んでもよいが、私は、宮中とりわけ昭和天皇や秩父宮を中心とする皇室の戦争の回避と戦後の皇室の在り方をめぐる昭和裏面史として読みました。
最近よく取り上げられている白洲次郎の一面を見る一冊としてもよいですね。
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↓今なお定まらない歴史の評価、戦争とは何だったのか。
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↓明治維新後から第二次大戦後にかけて、これほどまでに日本という国は、諸外国から格下扱いを受けていたのか、という事実に愕然とさせられます。
【読了時間:4時間25分/236P】
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↓【ネタバレ注意!】
凄まじいほどの英国の諜報活動、外交という場においていかに相手の情報を得て、いかにそれを活用するか!
本書では英国側資料をもとに戦前・戦後の日本が描かれるが、日本、天皇も彼らの中では丸裸にされている。
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↓ぎゅっと歴史が濃縮された、読み応えのある本でした。
表舞台には見えない、皇室や華族の人間ネットワークが果たした役割が分かります。
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植民地支配を通して得たイギリスの情報収集能力の高さを感じさせる本です。
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↓留学生の受け入れは一世紀前から国策として利用されていた!
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↓あまり目立たない第二次世界大戦前後の日英関係に光を当てたという点で評価できる本でした。
もう一つの白洲次郎評としても読むことができます。
『英国機密ファイルの昭和天皇』のAmazon書評
- まだまだ知られていない情報が山ほどあるのだろう
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戦前戦後の対英交渉の舞台裏を、白洲次郎とクレーギー駐日英国大使の二人を軸に小説タッチに描く。
白洲次郎というと国士、ダンディといったイメージだが、著者の評価は、彼の人脈・性格・語学力がたまたま時代のニーズに一致した、そしてそれは日本にとって幸運だったと。
戦争回避に全力を尽くしたクレーギー大使が、本省に逆らってでも日本擁護に動き、戦後はA級戦犯の広田弘毅助命に奔走するなど並々ならぬ親日感情を持っていた背景に、父に連れられて明治20年代の日本を訪れて好印象を持っていたことを挙げている。”敵国”にシンパを養成することの重要性がわかる。現在の対中関係にも通ずる教訓だ。
本書を読んで驚いたのは、英国大使館に学生が押しかけ反英の示威活動をやったり一部は大使館内に乱入したとの記述だ。当時の日本は現在の中国や韓国のような状態だったのか。学生側にしてみれば英米の傲慢さに怒ったのだろうが、抗議のやり方が稚拙…
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:この書評は役に立った 2人中1人 | 書評者 /nibosubosi 2010-02-02
- 日英で比較しつつ読むと○
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タイトルからどういう中身なのかいまいち想像しにくいかもしれませんが、まあ簡単に云えば、英国の対天皇、皇室外交戦略、みたいなものでしょうか。
常々英国のすごいところは、事実とイメージの乖離というか何と云うか・・・こう、常に自分の立ち位置というものを自分でプロデュースしている点だよなあと思います。
他の欧米諸国に関してもそれはいえるのですがね。
英国のそういった戦略は平気で100年単位でいってしまうんですよね。
日本も、400年後寺院の柱に用いるために木を植える計画性があるんだから、うまくやればこういった戦略を打ち出せるんじゃないのか〜と思うんですがねえ。
まあ、日本と色々比較しながら読むと面白いです!
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:この書評は役に立った 2人中1人 | 書評者 /Lucca9 2009-01-30
- 昭和史のもうひとつの顔
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2007年5月24日付のインターネット版毎日新聞ニュースに気になる記事が目にとまった。
『太平洋戦争開戦前から戦後にかけて、昭和天皇の肉声などを記録した英国政府の機密文書が、ロンドンの公文書館に残っていることが分かった。天皇の性格分析や日中の衝突を避けるため天皇が中日英国大使を依頼する生々しいやり取りなども記されている。文書は、当時の英国が皇室をどう見ていたかを示す貴重な資料でもある。
文書は、主に日中戦争が本国に打電したもの。「SECRET」や「CONFIDENTIAL」などのスタンプが押され、「極秘」扱いされていたことが分かる。一部は、ジャーナリスト、徳本栄一郎氏が書いた「英国機密ファイルの昭和天皇」(新潮社、25日出版)に掲載される。(以下、省略)』
ロンドンの公文書館に保存されている英国側の外交文書から戦中・戦後の昭和天皇の実像に迫ったこの本の著者は僕の長年の友人だっ…
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:この書評は役に立った 11人中6人 | 書評者 /ラッキーメンタイ 2007-07-28
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