文科系殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」

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概要説明

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できることなら自分の手で仇をとってあげたい

100を超える被害者家族を取材し続ける藤井誠二の渾身の力作

「加害者への殺意を押し殺すので精一杯になる」――(本村 洋さん)妻と11ヵ月の愛娘が強姦目的の18歳の少年によって殺害された。
「本当なら命で償ってほしい」――(青木和代さん)障害をもった16歳の息子が同級生の少年らにリンチ・放置・殺害された。
「時が経つにつれ憎しみや哀しみは深まっていく」――(安丸和夫さん)息子を交通犯罪で、姉を強姦殺人で奪われた。
「「時効」なんて被害者遺族にはない」――(石川 憲さん)26年前に行方不明になった姉が、時効成立後の犯人出頭で殺害されたことが判明した。

目次

第1章 愛する妻と娘の仇は自分がとる
第2章 父の無念を晴らすため私は闘い続ける
取材ノート(1)「私たちは通り魔に家族を殺された」
第3章 息子のために阿修羅とならん
第4章 警察に「殺された」息子よ
第5章 殺された側に「時効」はない
第6章 「生きて償う」という「きれいごと」
第7章 被害者が求めている本当の支援
取材ノート(2)犯罪被害者の声を聞け

『殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』の本が好き!書評

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この書籍のお気に入り度
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タウム

犯罪被害者がいかに過酷な状況におかれているかが良くわかり、胸が痛んだ。

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poppen

被害者救済とは何か、正義とは何かを激しく問いかけるとともに、自分が犯罪被害者側──「殺された側」に立つ可能性が常にあることを否が応でも考えさせられる一冊

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solis

犯罪被害者のことについて触れた初めての本である。


あなたは犯罪被害者だろうか?犯罪被害者に共感しなければ、犯罪被害に遭われた人の気持ちはわからない。
犯罪被害者の置かれた立場や問題についてよくわかる本である。

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / solis
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honsumi

「少年法」「死刑制度」「刑法第39条」など、重いテーマを孕みますが、だれもが“当事者”となる可能性があるだけに、目を通しておいて損のない一冊です。

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旦那@八丁堀

死刑廃止推進議員連盟のセンセイ方に是非読んで欲しい本です。

平均レーティング 星星星星

『殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』のAmazon書評

重いテーマです

被害者となった方々の叫びが重い。
メディアで淡々と報道される事件の裏にこのような被害者の苦しみがあるのか。
そして犯罪被害者への救済のお粗末さに愕然とする。

心理面からの被害者への救済に国は取り組むべきだと思う。
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星星星星 :この書評は役に立った 5人中1人 | 書評者 /みゃあくん 2008-07-18
取材の苦労には頭が下がるが・・・

私自身は死刑制度に反対なので(いわゆる「死刑廃止論者」ではありません)、その先入観を十分に割り引いて慎重に読んだつもりでしたが、それでも納得できない点がいくつかありました。

一つ目は、他のレビュアーさんも書かれているように、被害者遺族や加害者、死刑廃止論者のイメージを単純化し過ぎていること。「死刑廃止論者」が、まるでアニメに登場する悪の黒幕みたいに描写されているのには首をかしげてしまいました。

二つ目は、著者が、被害者遺族にオーバーラポール(過度に感情移入)していること。取材対象者の感情に、ぎりぎりの所まで共感し、理解することの重要性は否定しません。だけど、被害者遺族の感情の(清水幾太郎の表現を借りれば)「渦に巻き込まれ」たままのように感じます。それは善意に解釈すれば、被害者遺族の思いが著者を圧倒してしまうほどのものだったと言えるのかもしれないけれど、その感情の渦から抜け出して、「自分…
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星星星 :この書評は役に立った 5人中5人 | 書評者 /ジョン・ラッセル 2009-09-19
被害者感情は難しい

 この本のいいところは被害者遺族の率直な思いを知ることができることだろう
だがこんな書きぶりでは偏りが強く出ているようにしか見えない
被害者遺族が「殺してやりたい」と思う気持ちは当然だ。しかしその応報感情が直接罰に反映されるわけではない。悪質な交通事故の遺族は加害者に死すら望むだろう。だが故意なく人を死刑にはできない。また被害者に遺族がなかったり、被害者遺族が加害者の場合は不均衡が生じる。この本ではそういう事が書かれず、無理に厳罰主義に誘導しているようにどうしても映る。
 それに被害者感情は本当に「殺してやりたい」なのだろうか? 死にたいほどの苦しみ、痛みがありそこから逃れたいというのが正確なところではないのだろうか? 苦しい、憎い、だがもうあの人は帰らないのにあいつはのうのうとしている。そういう理不尽さ、不平等への怒りが大きいように思う。「殺したい」と「痛みから解放されたい」の間に距離は…
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星星 :この書評は役に立った 20人中16人 | 書評者 /おぐら 2008-03-03

『殺された側の論理 -犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』を含むブログの記事

(書評でないブログが含まれていることもあります)

早稲田の学生さんから「加害者家族」について取材されました。|藤井 ...

(鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』(アートン)、『殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 .... 「修復 的司法」を実践する民間グループには「加害者・被害者遺族」との関係を「修復」するために、両者に同時に関わる傾向がみられるけれど、それにはぼくはずっと批判をしてきた。(批判の中身については、芹沢一也さんらとの対話本『重罰化は悪いことな ...続きを読む

『殺された側の論理』は「元少年」のもとに届いたのだろうか。草薙厚子 ...

fujii-seijiの藤井誠二のブログの記事、『殺された側の論理』は「元少年」のもとに届いたのだろうか。草薙厚子さんの「荒っぽさ」について。です。 ... 藤井誠二のブログ. ノンフィクションライター的日常 .... 弁護士会や少年院の言うお決まりの「 プライバシー」がのし歩くと、被害者遺族も含めた社会から「知る権利」のあらかたを奪ってしまう。事件を引き起こした少年がいかなる更生プログラムを受け、現在はどんな精神状態にあるのかという情報は闇に葬られ、二度と同様の悲劇が起きないための教訓を 導き出す ...続きを読む

『殺された側の論理』(講談社)は2月26日発売!「まえがき」と目次 ...

fujii-seijiの藤井誠二のブログの記事、『殺された側の論理』(講談社)は2月26日発売!「まえがき」と目次を先行公開。です。 ... だからこそ「殺された側」が求めるものをマスコミが形容するときに、「叫び」とか「慟哭」といったエモーショナルなものに 偏ってしまい、彼らが本来的に希求していること、例えば司法へ参加する権利や、社会へ発言していく権利などが取り上げられることがなかったのではないか。犯罪に遭って苦しみ、悲しみ、悶えている弱者という扱いでしかなかったのだ。 ...続きを読む

山口母子殺人最高裁判決雑感。「更生」と罰は天秤にかけられるのだろ ...

fujii-seijiの藤井誠二のブログの記事、山口母子殺人最高裁判決雑感。「更生」と罰は天秤にかけられるのだろうか。です。 ... (鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』( アートン)、『殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 TBSラジオ「アクセス」レギュラーパーソナリティや、大阪朝日放送「ムーブ!」のレギュラーコメンテーター等もつとめてきた。 ...続きを読む

重罰化は悪いことなのか - 書籍出版 双風舎:【書籍一覧】

一方で、犯罪被害の当時者や遺族の権利拡充(刑事裁判や少年審判への参加、知る権利の保証、経済的支援など)が法律的にはかられるようになり、裁判員制度も間もなくはじまろうとしている。 日本の司法はこの10年で、 ... まえがきⅠ 「殺された側の論理」と 「犯罪不安社会」のゆくえ(芹沢一也×藤井誠二) Ⅱ 「厳罰化」を考える(芹沢一也×藤井誠二) Ⅲ 「犯罪」映画を読み解くために(松江哲明×藤井誠二) Ⅳ 漫画を書くことで見えてきた死刑制度の本質(郷田マモラ×藤井誠二) Ⅴ 罰を重くすれば犯罪は減る ...続きを読む

性・宗教・メディア・倫理 : 『殺された側の論理』/正義の先と早 ...

(2)④で述べたような被害・加害者を両方プラスにしようとする正義の場合も分配的正義によるが、同時に形式的平等による矯正的正義(法の下の平等、人間としての侵されない権利)の観点があるので、加害者をマイナスに放置することが認められなかった。 .... ⑤『殺された側の論理』藤井誠二著(講談社)より引用。(2)①③④、(3)①も同様。 (3)①『罪と罰、だが償いはどこに?』中嶋博行著(新潮社)より引用。(4)③も同様。 ②『犯罪不安社会』浜井浩一・芹沢一也著(光文社新書)より引用。 ...続きを読む

『「悪いこと」したらどうなるの?』(理論社)が出版されます。|藤井 ...

fujii-seijiの藤井誠二のブログの記事、『「悪いこと」したらどうなるの?』(理論社)が出版されます。です。 ... (鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』(アートン)、『 殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 TBSラジオ「アクセス」レギュラーパーソナリティや、大阪朝日放送「ムーブ!」のレギュラーコメンテーター等もつとめてきた。愛知淑徳大学非常勤講師 ...続きを読む

書評者、そして読者の皆様の御批評に深く感謝いたします。|藤井誠二の ...

(鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』(アートン)、『殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 ..... 例えば、藤井で言えば、被害者遺族の気持ちがこれまでないがしろにされてきたと言うのはいい。彼らの気持ちを考えれば、これまでの司法が下してきた判断は軽すぎると言うのもいい。ただ、そこから死刑制度存続につながるのかどうか。死刑は罰の中であまりに ...続きを読む

ヤンキー先生こと義家さんと、文部科学省を辞めた寺脇さんと、悪友の ...

(鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』(アートン)、『殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 ... アートンのPR誌『あとん』に連載中の「罪と罰をめぐる対話」で、日本弁護士連合会について取り上げている。「社会正義」を標榜する弁護士会はじつは、犯罪被害者の権利拡充にはきわめて非協力的なのである。いったい、なぜなのだろうか。 ...続きを読む

「光市母子殺害事件」遺族・本村洋さんへのインタビュー|藤井誠二のブログ

(鈴木隆之氏との共著・アートン)、映画「夜を賭けて」(原作・梁石日氏)の出演者等をインタビューした『いつの日かきっと』(アートン)、『殺された側の論理』(朝日新聞出版)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)等著書多数。 ... また、 これもニュース23で述べたが、本村さんはこの数年間のうちに自分の事件のことを極力話すことを控えられるようになり、被害者全体の権利がボトムアップしていくための法整備や政治的課題などの問題を中心に講演活動をしたり、政府の委員等のを活動を続け ...続きを読む

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