文科系風少女

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概要説明

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青春ミステリーの傑作が20年ぶりによみがえる

赤城下ろしがふきすさぶ、寒い2月。父親の危篤の報を受けた斎木亮は、前橋駅に降り立った。そこで初恋の女性の妹・川村千里と偶然に出会う。彼女の口から初めて聞かされる、姉・麗子の死。睡眠薬を飲んで浴室で事故死、という警察の見解に納得のいかない、亮と千里は独自に調査を開始する。最近まで麗子と付き合いのあった中学時代の同級生を、訪ねるが――。著者の地元、前橋を舞台に、一途な若者たちを描いた青春ミステリの傑作。約20年ぶりの大幅改稿で贈る決定版。著者あとがき=樋口有介/解説=法月綸太郎

『風少女』の本が好き!書評

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風竜胆

樋口有介の描く、一見バラ色に見える青春と言う言葉の裏に潜む、挫折や嫉妬といったものを描いたミステリー。

 「風少女」(樋口有介:東京創元社)、いい題名だ。なんとなくさわやかな青春小説を連想させる。確かに登場するのは、20歳そこそこの若者が中心であり、ヒロインの川村千里などは、高校2年生だから、青春小説ということにはなるだろう。しかし、さわやかさだけを求めて読むと、かなり思惑が外れる。一見バラ色に見える青春と言う言葉の裏に潜む挫折や嫉妬といったものを描いたミステリー小説だからだ。

 主人公の斎木亮は、義父の葬儀のため故郷に帰るが、駅前で偶然に、中学時代の初恋の相手川村麗子の妹である千里と出会った。麗子は、そのへんのきれいな娘などはだしで逃げ出すような、並はずれた美人であったが、1週間前に、ア…

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / 風竜胆
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せいこ

さわやかな青春ミステリです。

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へびー

【ネタバレ注意!】
本格ミステリィにはない、独特の雰囲気をもった作品。


懐古の念を抱きながら行動する様は、自分に重ねてしまう部分もあるだろう。

星星星  |  書評を読む |  書評者 / へびー
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euglena

高校時代に憧れていた同級生の事故死を知らされた主人公が、その「似合わない死に方」に疑問を持ち、故郷の町での調査を始める、甘くない「青春ミステリ」。

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マメリ

殺人を絡めたお話なのに、どろどろとした暗い雰囲気も少なく、最後まで爽やかさを失わない。

とても読みやすく読後感も良い作品です。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / マメリ
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QAZoo99

【ネタバレ注意!】
初恋の人って、自分の心の中であの時のままで生き続けるものだよなあ…。

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ベック

いい作品だと思うのですが、樋口作品としては、期待ハズレに終わってしまいました。

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honsumi

第103回(平成2年上半期)直木賞候補作の再文庫化。

初版は1990年。かなり伊坂幸太郎チックです。早すぎた傑作。再文庫化の英断に拍手。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / honsumi
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ひるね

嫉妬は男性だけではもちろんありません。

自分では気づかない部分を他人は嫉妬していることだってあるのです。その嫉妬がさまざまに入り混じってます。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / ひるね
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mummykinoi1970

20年の時を感じさせない生き生きした文章。

読んで心地よいです。ちょっとレトロなところを探しながら読むのもまたひとつの楽しみ方かも。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / mummykinoi1970
平均レーティング 星星星星

『風少女』のAmazon書評

二十歳過ぎればただの人、されど地球は回ってる

デビュー作「ぼくと、ぼくらの夏」を読んでよかったので、本書も読んでみました。携帯電話もインターネットも出てこないけど、とても17年前の作品とは思えない、よい意味で古さの感じない小説です。青春ミステリのカテゴリーですが、赤川次郎より少し大人向けという感じです。

主人公は21歳、年齢的には大人に少し足を踏み入れたものの、まだ大人にはなりきれず、そんな中、父親の死を乗り越え、過去と対峙しながら「今」と向き合っていく。読後感は爽やかで蒸し暑さも吹き飛びました。

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星星星星星 :この書評は役に立った 0人中0人 | 書評者 /仮面ライダースーパー10 2010-07-13
群馬県の風は冷たいです

前橋(というか、T市を巡る群馬県の諸都市)の雰囲気で満ちています。それだけで個人的に星五つです。
樋口作品を読むのは「ぼくと、ぼくらの夏」に続いて二作目でした。
設定は近いところがあり、絶妙な会話も両作に共通するものなのに、あちらは夏で、こちらは冬の雰囲気を、本当にすごく的確に表現できていると思います。特に群馬県民であるところの僕は、群馬の風の身を切るような冷たさを終始想起しながら読み進めました。
地方の都市のどこか空疎な感じを、地方の都市に住んで居ない人でも感じられるのではないかと思います(自分のように地方の田舎に住んでいる人にも)。
樋口作品を何か読もうとしてこの『風少女』を選んだのは偶然でしたが、デビュー二作目のこの作品を二番目に読んだことで、今後自分が体験していくであろう樋口作品に対する自分の視点も幾分広がっただろうと個人的には思います。
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星星星星星 :この書評は役に立った 1人中1人 | 書評者 /blackboy 2008-11-22
樋口有介の「原点」

樋口有介作品の最大の魅力は「語りと会話」にあると思います。

語り手は総じてクールでドライ。
屈折した物言いの中に諦念や自嘲をにじませながらも、
本当に大切なものは手放さない、という強固な意思を感じさせます。

そして、主人公と、味のある登場人物たちとの会話が実に秀逸。
ユーモアとウィットに満ちた会話は、いささか遊戯的ではあるものの、
主人公はそこで、冗談や軽口の衣にくるんだ本音も吐露します。

そのことにより、共同体から外れている主人公と、
生活や人生に縛られた人々とのズレや齟齬が浮き彫りにされ、
鮮やかな対照がなされる、という構造になっているのです。


ぼやき混じりの軽い語り口、というのはライトノベル隆盛の昨今、珍しくありませんが、
樋口氏ほど完成度の高い文体を持つ作家は、現在でも多くはないでしょう。
(私見では、米澤穂信氏が最も近いです)

また、ヒロインの人物像も、いわゆる「萌え…
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星星星星星 :この書評は役に立った 55人中30人 | 書評者 /カナン 2008-01-04

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風少女/樋口有介(BlogPet) | チューニング443(仮

風少女/樋口有介(BlogPet). 2010.05.15 Saturday. クッキーの「風少女/樋口有介」のまねしてかいてみるね 言っちゃ悪いけど、この人が悪かった態度や、その子と舞台や、似たようなと思って、全作品に事件の人間がなと会ってしまうのか! ...続きを読む

風少女 樋口有介

父危篤の報を受けて帰郷した斎木亮は、中学時代に好意を寄せていた川村麗子の妹・千里と偶然出会う。そこで初めて知った、麗子の死。事故死という警察の判断に納得いかない二人が、同級生を訪ね、独自の調査をはじめると・・・・・・。赤城下ろしが吹きすさぶ風 ...続きを読む

ぼくと、ぼくらの夏 樋口有介

「風少女」と同様に20年も前で、携帯電話とかインターネットはでてきませんが、そんな古さを感じません。 ただし「風少女」よりもストーリーに盛り上がりがあり、どんでん返しがきちんとあり、ページをめくりたい感が高かったです。 ...続きを読む

風少女/樋口有介

言っちゃ悪いけど、次に読んだ作品が悪かったせいなのかなんだか知らないが、この人の中にあるテンプレートに流しこんだみたいな話だなと思ってしまった。周囲の人間が謎の死を遂げてしまった素っ気ない男がちょっとしたきっかけで知り合いの女の子と会っ ...続きを読む

「本のことども」by聖月 : 「風少女」 樋口有介 文藝春秋 1325円 ...

タイトル : 「風少女」樋口有介 風少女(2007/03)樋口 有介商品詳細を見る 赤城下ろしが吹き荒れる二月のある日、父親危篤の報を受け、六年ぶりに故郷の前橋駅に降り立った斎木亮は、駅舎を出たところで偶然、中学時代に好意を寄せていた川村麗皿.....more ...続きを読む

ディックの本棚 : 風少女/樋口有介 - livedoor Blog(ブログ)

風少女/樋口有介 4. 風少女 久しぶりに前橋へ帰省してきた斎木亮は、駅前で女子高生に声をかけられた。 少女は川村千里と名乗り、亮はびっくりする。中学生のとき、憧れの川村麗子にラブレターを書いたことがあったが、その妹だというのだ。 ...続きを読む

しんちゃんの買い物帳 「風少女」樋口有介

風少女樋口 有介東京創元社680円Amazonで購入livedoor BOOKS書評/ミステリ・サスペンス_uacct = "UA-918914-3";urchinTracker(); 父親の危篤の知らせを受けて高校時代までをすごした地元に帰郷した斎木亮は、そこで中学時代に憧れていた女性、川村麗子の ...続きを読む

2010年08月25日のツイート - 帝都高速度少年少女! - okadaicの日記

顧問の美人女教師+お嬢様の先輩+ボーイッシュ幼馴染の幽霊+黒縁眼鏡の後輩女子に囲まれた盆栽好きビアンキ乗りの男子高校生はもちろんだが、柚木を木野塚で割ったような親父が、親父がたまらん……! - 窓の外は向日葵の畑 / 樋口有介 URL ...続きを読む

探偵は今夜も憂鬱

この作品は、樋口有介氏による柚木草平シリーズの一つである。樋口有介氏は、1988年にデビュー作「ぼくと、ぼくらの夏」でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞した作家だ。1990年には、「風少女」が直木賞候補にもなっている。 ...続きを読む

ぼくと、ぼくらの夏

なんだかどれかと似たような、高校生の夏に起きた事件だったけど、面白かったな・・・私もう若くないけどやっぱり好きなんだなーと思った。今まで読んだことないやつ読んでみようと思った。 覚え書き(これ読んだ) 「ぼくと、ぼくらの夏」 「風少女」 ...続きを読む

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