文科系花宵道中

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概要説明

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こいつはエロスゴだ!

「子どもには読ませたくない、読ませてたまるもんか――」選考委員・角田光代氏絶賛! 心つかんで放さない、驚愕のデビュー作。

江戸末期の新吉原で、叶わぬ恋に咲いては散りゆく遊女たち。恋する男の目前で客に抱かれる朝霧、初見世に恐怖と嫌悪を抱く茜、自分を捨てた父に客と女郎として対峙した霧里、一生恋はしないと誓いながらもその衝動に抗いきれなかった八津……芳醇な色香を放ち、甘美な切なさに心が濡れる官能純愛絵巻。

『花宵道中』の本が好き!書評

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keibi402

この小説が暗いのは、江戸吉原の特殊な世界の噺に思えない現実世界に通じるシリアスさがあるからではないか?

表題の「花宵道中」はR-18文学賞応募を意識したのだろう官能的な文章が目立つ。
長い年季を耐えてもうすぐ年季明けを迎える朝霧は、ふとした事から出合った半次郎に女を思い出してしまう。
「眼を瞑って愛しい人を胸に思って、他の男に抱かれる」仕事と割り切っていたはずなのに、半次郎が死んだ事で生きる希望をなくして自ら命を絶つ。
官能的な場面を描いているが、その内容は人間を解放させるものとはまったく異なり暗さが一杯という印象を与える。

「薄羽蜉蝣」「青花牡丹」「十六夜時雨」「雪紐観音」と続く連作で、女性が身を売ることをせざるを得ない時代背景とその中で必死に生きる女たちを描いていく。
「雪紐観…

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / keibi402
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浅井

時は江戸時代末期、新吉原で遊女として働く女たちの切ない恋物語。遊女、というものがほとんどわからない私でも読んでいるうちになんとなく理解できました。

 時は江戸時代末期、新吉原。そこの中級程度の遊郭『山田屋』での、ある遊女と彼女を取り巻く人の連作短編。
 特別美しいわけではないけれども、逆にその容貌とある特徴のおかげでそこそこの人気を持つ朝霧。朝霧の妹女郎であり、恋はしないと誓う八津。朝霧の姉女郎であり、死んでいった霧里。そんな女性たちの官能小説です。

 女の女によるR-18文学賞で大賞を受賞した作品なので、当然のように性的な描写はあります。いやいやそんなにあるわけなかろうwと思い電車で読み始めた私がちょっと周囲を見回しちゃったぐらいなので本当です。
 一番最初の話は朝霧。そして彼女と関連のある人、そしてまた関連のある人へと話は続…

星星星  |  書評を読む |  書評者 / 浅井
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ざこね

エロティックな描写も多くありますが、大いに「せつなさ」を感じる作品でした。

そして、男性の僕が読んでも大いに楽しんで読むことができました!
こんなに素敵な作品を女性だけのものにしておくのはもったいない!
ぜひ、多くの女性たちが読んで、周りの男性にも勧めてあげてほしい本だと思います。
R−18文学賞の今後と、著者・宮木さんの今後の作品に大いに期待しています!

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / ざこね
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薫葉豊輝

艶の女行者の哀しき華道物語に涙

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みかん星人

【ネタバレ注意!】
大変に面白く、なんども行きつ戻りつして読んでしまった。

 「女による女のためのR-18文学賞」の第5回大賞を受賞した小説。つまりは、官能小説(死語?)なのだが、私には、あまりエロチックには感じられなかった。
 一つには、舞台が江戸・吉原なので、絵空事に感じてしまったり、「遊女」に関してエロスというものを感じられなかったという部分があると思う。(まあ、この辺りが「女性が読む官能小説」という事なのか?)


 そして、もう一点は、この『花宵道中』という小説の構造が大変に素晴らしく、「官能」という小さい括りを払拭してしまったからだ。そう、この『花宵道中』は、なによりも先ず小説としての完成度が高い。


 。。。。以下、本の内容に踏み込んでま…

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / みかん星人
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uririn

「男のために生きる」か「男のために死ぬ」か、自分なら…と結構考えさせられてしまいました。

そんな風に思える男に出会いたいものだと…。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / uririn
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pooh

きらびやかな少女小説、だと思いました。

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Gori

人生の悲哀と不条理が全篇に満ち溢れ、圧倒的な切なさに襲われる。

そして深い感嘆と感服に満たされる。
「官能小説」のカテゴリーに捉われることなく、純文学作品として、著者の思いを紡いだその物語、多くの方に触れて欲しい秀作!

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / Gori
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一条弥勒

遊女の身悶える程の官能的表現と切なさ。


久しぶりに切ない恋物語を読みました。

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / 一条弥勒
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渡邊利道

ローマンチック!

イメージ豊かな乙女な小説にちょっと赤面しつつ、でも面白かった。

星星星  |  書評を読む |  書評者 / 渡邊利道
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mummykinoi1970

当初予想していたギトギトの官能小説ではありませんでした。

確かに官能小説です。でも、もっともっと文学です。高校生・・・卒業後に読みなさい!18禁の映画よりもおすすめできます。

星星星星星  |  書評を読む |  書評者 / mummykinoi1970
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アンドーナツ

吉原の遊女なエロティックで爛れた日々。

女性向けの官能小説を読んでみました。

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / アンドーナツ
平均レーティング 星星星星

『花宵道中』のAmazon書評

この作品で、宮木ファンになりました。

違うのかもしれないが、私はラスト3ページで何故かぼろぼろ泣いてしまった。

読み始めてから、一人一人の感情がリンクして情感みなぎる世界が確立されていくのが本当に素敵で、夢中になって読んでしまった。

これで新人とは★★

女性のためのイワユル官能小説、、というところの賞を取った作品だけど、多分男が読んだらこれが官能小説??と思うのだろう。

割と過酷な幼少時代をすごした遊女達は、割かし吉原にいる事に絶望を抱いたりとかしてなくて、そんなことより今どう生きるか自分で決めて生きている。
その強さやら、やるせなさやらに涙がでたのか。

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星星星星星 :この書評は役に立った 2人中1人 | 書評者 /gato 2010-05-19
読んで損なし!時代劇好きにはオススメ。

雑誌のオススメ欄にありました。その時に書かれていたレビューが気になっていて、ややしばらくしてから図書館で借りて読みました。R-18だけあって、過激な表現もありますが、全体として本当におもしろかった。
それぞれの登場人物のバックグラウンドが徐々に明かされていき、彼らがどのように遊郭と絡んでどんな最後を選んでいくのか、読んでいて本当にハラハラしたりドキドキしました。ちょっと切ないです。

また、自分は時代小説が好きで、また着物を着るのですが、その辺に興味がある人にもオススメですね。ちなみに遊女が体の前で帯を結んでいるのは・・・
お客が来たときにすぐ帯を自分でほどけるようにするため。
布団に寝転がったときに、背中に帯があるとじゃまだから。
危険な状況になった時、着物の背中をつかまれてもさっと自分で帯を解いてパッと逃げられるようにするため。
などの言われがあるそうです。
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星星星星星 :この書評は役に立った 3人中0人 | 書評者 /琴桜 2009-02-05
実力の持ち主

独特な吉原の雰囲気を出すために、擬古文調というか女郎言葉というか、
時代性の強い日本語を習得しているのには脱帽。
作者はかなりの勉強家。
まだメジャーではないものの、今後の期待は大きい。
単なる「ライトノベル」にあるような薄っぺらで誤字だらけ、間違いだらけの
不可解な日本語ではなく、日本の、和の美しさを浮き彫りにした日本語を
駆使している。

こういう実力ある作家にどんどん活躍していって欲しい。
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星星星星星 :この書評は役に立った 3人中1人 | 書評者 /ゆうき 2008-11-20

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