無音潜航
- 角川書店
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- 2007年01月01日
- 820円
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概要説明
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戦争寸前の緊張に包まれた黄海――海自潜水艦の運命は?
日韓両国で起きた同時多発テロにより、東アジア一帯は一気に緊張を増した。親善訪問先の中国・大連からの帰国途上にあった海上自衛隊潜水艦「さちしお」が遭難者を救助してから、事態は思わぬ方向へ……。
『無音潜航』の本が好き!書評
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↓著者が軍事技術に造詣が深いようで、潜水艦の戦闘シーンを読んでいて全然違和感がない。
後半の中国原潜との戦闘が山場だが、それ以前の水上艦艇や対潜哨戒機との戦いも面白い。特に対潜哨戒機とのバトルが取り上げられることは少ないので興味深かった。潜水艦モノとしてはかなり成功している部類にはいるのではないだろうか。
ただ、『さちしお』が攻撃されるに至った「いきさつ」や同時テロについての描写には不満が残る。
あくまで潜水艦戦を満喫したい人向けの本。
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↓巧いなぁという部分と、これは無いだろうと思ってしまう部分とが入り混じっていました。
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↓潜水艦小説としては面白い。
とくに、終盤のディーゼル式潜水艦VS原子力潜水艦の対決は読み応えがある。ただし、事件の背景説明がいささか半端であることは否めない。純粋に、潜水艦を主役としたシミュレーション小説として読むのが良さそう。
『無音潜航』のAmazon書評
- エンターティメント性に優れた小説
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日本がテロの標的となり、韓国では未遂に終わった。が、東アジアで緊張が高まる。そんな状況下で、自分から攻撃することはできない日本の潜水艦の脱出行が始まる。
この辺りが、これから読む人のために明かせる限界かな。
いくつか感じる矛盾や疑問はありますが、インディ・ジョーンズ(若い人は知らないかな)の世界と同じで、次から次に困難が襲いかかり、それをうまく克服していくというエンターティメント性に優れた小説です。分厚い本ですが、一つ一つの節が短く時系列で語られ、ストレートな進行なので、通勤時間帯などを利用してチビチビと読み進めることも可能なストーリーです。
もっとも「真珠湾12月8日の終戦」や「八月十五日の開戦」というこれまでの著書からは想像できないフィクションですが。
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:この書評は役に立った 3人中2人 | 書評者 /vatmideo 2007-05-04
- 国産の潜水艦物としては秀逸
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潜水艦ものということで飛びついて買った。最初テロから始まっておやと思わせたものの、潜水艦の活躍になってからもう目を離せない。哨戒艇との戦闘、駆逐艦との戦闘、哨戒機との戦闘、潜水艦との戦闘シーンと潜水艦ものとしてうれしい限りの内容である。各シーンでの駆け引きにおいて自衛隊の潜水艦艦長が一枚上なのはご愛嬌。国産でこれほどの潜水艦ものがあるということを文庫になるまで知らなかったのは恥ずかしい限り。テロのシーンが知りきれトンボではあるが伏線の一つに過ぎないからあまり気にしない。本書は浅海で戦うという特殊な条件化で行われた潜水艦戦闘ものであり、そこが楽しめたから、大満足です。
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:この書評は役に立った 5人中5人 | 書評者 /厳選他意不゜ 2007-03-21
- 欠点はあるものの、全体としては楽しめる本
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同じ筆者による「八月十五日の開戦」を読み、その描写の具体性が気に入っていた。今回、ハードカバーで気になっていた本書が文庫化されているのを見つけ、さっそく読んでみた。今回は、日本、北朝鮮、中国の三カ国が黄海にて、一隻の日本の潜水艦をめぐって息の詰まるような攻防を繰り広げるというストーリーで、追う者、追われる者それぞれの立場から詳細に描写されている。日本人としては当然ながら日本の潜水艦の艦長に感情移入して読んでしまうのだが、最後までハラハラドキドキさせられる。軍事オタク?の筆者による妥協のない具体的な記述が、人によってはそれがマニアックに映ってしまうかもしれない。また、最初の日本国内で起こったテロ事件のフォローが何もないこと、名前入りで登場し何かの伏線かと思っていた人たちが後半になっても再登場しないのは若干気になった。多少、改善できる余地はあると思われるものの、全体としてはなかなか楽しめる本で…
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:この書評は役に立った 4人中4人 | 書評者 /海援隊 2007-03-18
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