文科系ティンブクトゥ

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概要説明

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遠い国のあの人に会いに行く

 優しかったウィリーに再会するために、ティンブクトゥへ行こう。出会いの喜び、別れの悲しみ。言葉の分かる犬と放浪癖のある飼い主の可笑しくて感動的な物語。主人公は犬のミスター・ボーンズ。飼い主の作家ウィリーが死に、彼の遺志を継いで旅に出たボーンズの苦難と感動の物語。とにかく主人公の犬が可愛いです。オースターの最高傑作ラブストーリー。

『ティンブクトゥ』の本が好き!書評

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この書籍のお気に入り度
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碧

犬の身の上に辛いことが多くて、読むのがしんどかったです。

そのわりに読んだ後の達成感もない。心は揺さぶられましたが。

星星星  |  書評を読む |  書評者 /
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Ray

前半部分がとりとめもなくて正直読むのに疲れましたが、後半に突入してからは一気に読めました。


犬を飼ってる方は読んでみるといいんじゃないかなって思います。傍らのふわふわで暖かい生き物が一層愛しく感じられる筈。

星星星  |  書評を読む |  書評者 / Ray
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ひげおじさん

変化球が多く読み応えアリ。

すなおーに読み通すこともできる。ストーリーテリングの方法は私には合わなかったが、深い世界へのかなりの到達度。アメリカ人には珍しく「業(ごう)を背負った」作家の濃密な作品。さらさらのような油彩のタッチ。

星星星  |  書評を読む |  書評者 / ひげおじさん
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Min^2

前半苦しかったが後半は一気読みでした。

小説としてはちょっとバランス悪いかな?

星星星星  |  書評を読む |  書評者 / Min^2
平均レーティング 星星星

『ティンブクトゥ』のAmazon書評

期待通りの温かな作品

オースター氏の作品で、柴田さんの訳であれば、間違いないとは思いましたが、3時間程で一気読みしてしまい、後に温かな気持ちになりました。
本っていいなぁ、小説って素晴らしいなぁ、この作品に出会えて良かったと思いました。
小汚い犬に路上生活者の男、という社会の外れ者をこれほど温かく書けるのはオースターならでは。
語り手の設定や、ストーリーの展開も意外さがあって新鮮。
最後は、Mr.ボーンの幸せを強く願いながら本を閉じましたが、励まされるのは読者の方なんですね。
これから寒くなると、路上以外に住む所のない人や犬には辛い季節だなぁと哀しくなりました。
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星星星星星 :この書評は役に立った 2人中2人 | 書評者 /Chase 2007-11-07
世界の隅っこでワン(one)を叫んだケモノ

 飼い主に先立たれた老犬ボーンズは、その後何度かウィリーとの放浪生活からは想像もつかない「犬的に」豊かな飼い主に出会うのだが、どうしてもそこに居つくことが出来ない。常に主人としてのウィリーに思いを馳せる(ってのも極めて人間が考える犬性に拠る)。その犬的な葛藤が僕にどんどんページを捲らせる。「おいおい、どうしてオマエはそうなっちゃうんだよ?」。。。そして最後のたったの3ページで読者は驚愕の結末に口をあんぐりと開けることになる。オースター作品の中でも最も「想像のつかない」結末だ。

 これは、「愛の分配性」についてのお話である。ウィリーは何一つ持たないが故にボーンズを唯一無二のシモベとし、最大の愛を注ぎ、ボーンズはそれに常に応えている。そのシンプルさは美しい。そして主人の死によって、「一般的な人間は多くのモノを所有し、それが故に愛=共に生きる時間を無意識に分配し続けている」という一般性の複雑さ…
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星星星星星 :この書評は役に立った 8人中5人 | 書評者 /non-means-no 2007-01-25
犬好きにはたまらなく切ない御伽話

 オースター・ファンで尚且つ犬好きの僕は、装丁見ただけでやられてしまいました。ただ内容としては、オースターらしい厳しいストーリーではあるんですよね。若い頃の作者のように、文学を志しながらも貧乏でみじめったらしくイカれた若者の救いようのない人生。そんな飼い主に死に別れてからもスピリットの世界で交感し続ける老いた飼い犬。。

 表題のテンブクトゥはアフリカのマリに遺跡として残っている貿易都市ですが、ヨーロッパ人からは遠い黄金郷として語られた場所です。少し違いますが、西方浄土のようなイメージで読んで良いと思いますが、そう考えると余計ラストが切ないですね。
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星星星星星 :この書評は役に立った 0人中0人 | 書評者 /イッパツマン 2010-05-13

『ティンブクトゥ』を含むブログの記事

(書評でないブログが含まれていることもあります)

ポール・オースター「ティンブクトゥ」 - 千早振る日々

とはいっても書いているのはオースターである。その物語の世界は見事に彼ならではのものになっていて、引き込まれる。夢と現実が交錯し、ウィットに富んだ饒舌な言葉がぽんぽん飛び出す。主人公であるミスター・ボーンズは、愛すべき主人と別れてのち、 ...続きを読む

Sightsong: ポール・オースター『ティンブクトゥ』

文庫本になったばかりの、ポール・オースター『ティンブクトゥ』(新潮文庫、原著1999年)を読む。パリのメトロで巨大な広告を見て仰天、書店に走って読んで以来だから、もう10年以上が経っている。話の内容もぼんやりとしか覚えていなかった。 ...続きを読む

2009年8月に読んだ本

2009年8月に読んだ本. 暑さで集中力がなく、読書モードにならなかった。 かなり偏っています。 2010年8月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:2164ページ ■ティンブクトゥ (新潮文庫) ポール・オースター 再読。犬が見た人生は郷愁感を誘う ...続きを読む

ティンブクトゥ

ポールオースター著 主人公のミスターボーンズは犬。 ミスターボーンズの主人、ウィリーは命わずか。 彼と別れてしまうと自分はひとりぼっちになることを、ミスターボーンズは知っていた。 ミスターボーンズのすべてだったウィリーがいなくなったら、彼は ...続きを読む

ティンブクトゥ(小説・ポールオースター)

ティンブクトゥ/ポール・オースター 凄く、好きな感じの話でした: ¥1680: Amazon.co.jp. 犬が語りで物語は始まるのですが、ミスター・ボーンズ(犬)が本当に可愛くて、物語はせつなくて・・・・・なんか途中泣きそうでした。 ...続きを読む

ポール・オースター『ティンブクトゥ』

ティンブクトゥ 著者:ポール・オースター販売元:新潮社発売日:2006-09-28 おすすめ度: クチコミを見る 単刀直入にいえば「犬の話」。 ちょっとラリった詩人に飼われていた、ミスター・ボーンズという名の犬が、主人の亡き後、新たな主を求めて ...続きを読む

ポール・オースター『ティンブクトゥ』 | 今日の出来事

ポール・オースターの'99年作品「ティンブクトゥ」を読みました。 雑種の犬ミスター・ボーンズの飼い主であるウィリーは肺病がひどくなり死が近いのを覚悟し、ミスター・ボーンズの新たな飼い主と、自分が生涯書き溜めた文学作品を、彼の高校時代の教師 ...続きを読む

オースター『ティンブクトゥ』の周辺: 壺中山紫庵

実は昨日から読み始めたポール・オースターの小説『ティンブクトゥ』(柴田 元幸【訳】 新潮社)は、「犬の視点で、世界を描くことを成功させた、オースターの最高傑作ラブ・ストーリー」だそうで、この小説の面白いのは、飼い犬が詩人である(死の間近 ...続きを読む

ティンブクトゥ ポール・オースター著 | yebisuneko

「ティンブクトゥ」の前半部分に似ています。ここを乗り越えないといけないんだろうな、と思いながらも足踏み状態です。おたがいがんばりましょう。 長編小説は面倒なのでポール・オースターならぜひ彼が脚本した映画「スモーク」をお勧めします。 ...続きを読む

犬好きならずとも読むべし

ティンブクトゥ (新潮文庫)/ポール オースター: ¥500: Amazon.co.jp. ポール・オースターの犬小説です。 雑種犬のミスター・ボーンズがホームレスで精神分裂症のウィリー・G・クリスマスが旅をします。 この作品のすごいところは、犬の視点から描く ...続きを読む

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