はるほんさん
レビュアー:
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ついにッ!来たっッッッ!!!!(ドドドドド) 滋賀を舞台にしたという、万城目氏小説の映画化がっッッッ!!
や、今までも滋賀は撮影に頻繁に使われているが、ほとんどは時代劇だ。
将軍様の背景となってしまえば全部一緒なので
滋賀という事実が特に前面に出されている事は少ない。
だが今回は違う!!滋賀というロケーションでなくてはならぬストーリーな上、
今までにも既作が何本も映画化された人気の万城目氏の作品だ!(ババーン!)
来い!滋賀は何時でもトレンドになる準備は出来ている!!
舞台となる滋賀県東部、琵琶湖畔に位置する石走(いわばしり)───、
───は架空の都市であり、実在はしない。
が、位置からして長浜か彦根あたりをモデルにしたものだろう。
長浜には秀吉が築城した長浜城があり、
彦根にはひこにゃんが築城した彦根城がある。(※嘘です)
石走には、日出(ひので)家が今も住居とする石走城がある────。
……やっぱり湖東が舞台か。(・д・)チッ
や、別に滋賀が有名になればそれでいーんだけど
湖西と湖東って間に湖を挟んでる所為か、県が違うくらいの感覚があるのね。
ひこにゃんもTMレボリューションも湖東の産物だし、
もうちょっと湖西地区にも彩が欲しいっつーか。(ブツブツ)
この「湖西」「湖東」という呼称。
どうにも地図区分上にしか使われないように聞こえるが、
実際県民は結構のこの言葉を使う。
正確には、更に「湖北」「湖南」という区分もある。
まあ県の(位置的な)中心が湖という妙な土地だから、なにかと違うのだ。
これが小説にも頻繁に用いられているリアリティに、万城目氏に一票を投じたい。
日出家には代々伝わる「力」があり、
「力」を持つ子は名にサンズイがつく。
主人公の名が涼介と書けば、どういう事か分かるだろう。
故に、日出家の子は石走城での修業期間が義務付けられる。
同い年の次期城主・淡十郎と高校に通うことになるも、
前代未聞の城内生活は戸惑う事ばかりだ。
白馬にまたがる姉・清子は引きこもりだというし、訳が分からない。
そして一方、その「力」で対立する
棗(なつめ)家の嫡男・広海(ひろみ)とも同じクラスになる。
これで何も起こらない筈がない。
「力」の源である琵琶湖をかけて闘いの火蓋が、
否、歴史の深淵へと紺碧の水門が開こうとせん!!
さァ括目せよ!!!
遠くの滋賀をマイナー県と侮っていた者は音に聞け!
近くば寄ってゆっくりしていってね!(´・ω・`)
正直なところ、万城目氏の小説は最初から映画ありきというか
映像化を見越して書いてるような部分もあり
壮大な馬鹿らしさとも言うべきものが、文章だとちと物足りなさを感じる。
その辺が今まで、多少万城目氏作品に馴染めない理由だったのだが
舞台となる琵琶湖の「海」らしさが、県人からみてもよく出ている。
小説内にも出てきたが、かなりの割合で
小さい頃に琵琶湖を海だと思っていた滋賀作はいる筈だ。
マザーレイクという他県には訳の分からない標語は県民も恥ずかしいし、
県土の1/6どころか90%琵琶湖なんだろうと言われるが、
それでも新聞の「今日の琵琶湖の水位」は毎日見てしまう。
琵琶湖の見える風景は心のよりどころであり、心が帰る「海」なのだ。
ウチも実家に帰ると、窓を開けると琵琶湖が見える。
5分も歩けば、光る淡水を一望できる。
これがストーリーの中心として全国に供給されるだけでも、嬉しい。
岡田君のイケメンっぷりや深キョンの可憐さの背景に
是非注目してみていただきたい。(何処見てんだよ)
しゅららぼんとは、琵琶湖畔に伝わる「力」とは何か────。
それは小説なり、映画を見て頂きたいが
我が野望は、滋賀を全国区メジャーに押し上げることであり
その為にこうしてネットでコツコツと滋賀を発信しているのである。
ちなみに自分の本名だが、実はサンズイが入っている。
……こういえば、後は分かるな?( ´,_ゝ`)クックック
将軍様の背景となってしまえば全部一緒なので
滋賀という事実が特に前面に出されている事は少ない。
だが今回は違う!!滋賀というロケーションでなくてはならぬストーリーな上、
今までにも既作が何本も映画化された人気の万城目氏の作品だ!(ババーン!)
来い!滋賀は何時でもトレンドになる準備は出来ている!!
舞台となる滋賀県東部、琵琶湖畔に位置する石走(いわばしり)───、
───は架空の都市であり、実在はしない。
が、位置からして長浜か彦根あたりをモデルにしたものだろう。
長浜には秀吉が築城した長浜城があり、
彦根にはひこにゃんが築城した彦根城がある。(※嘘です)
石走には、日出(ひので)家が今も住居とする石走城がある────。
……やっぱり湖東が舞台か。(・д・)チッ
や、別に滋賀が有名になればそれでいーんだけど
湖西と湖東って間に湖を挟んでる所為か、県が違うくらいの感覚があるのね。
ひこにゃんもTMレボリューションも湖東の産物だし、
もうちょっと湖西地区にも彩が欲しいっつーか。(ブツブツ)
この「湖西」「湖東」という呼称。
どうにも地図区分上にしか使われないように聞こえるが、
実際県民は結構のこの言葉を使う。
正確には、更に「湖北」「湖南」という区分もある。
まあ県の(位置的な)中心が湖という妙な土地だから、なにかと違うのだ。
これが小説にも頻繁に用いられているリアリティに、万城目氏に一票を投じたい。
日出家には代々伝わる「力」があり、
「力」を持つ子は名にサンズイがつく。
主人公の名が涼介と書けば、どういう事か分かるだろう。
故に、日出家の子は石走城での修業期間が義務付けられる。
同い年の次期城主・淡十郎と高校に通うことになるも、
前代未聞の城内生活は戸惑う事ばかりだ。
白馬にまたがる姉・清子は引きこもりだというし、訳が分からない。
そして一方、その「力」で対立する
棗(なつめ)家の嫡男・広海(ひろみ)とも同じクラスになる。
これで何も起こらない筈がない。
「力」の源である琵琶湖をかけて闘いの火蓋が、
否、歴史の深淵へと紺碧の水門が開こうとせん!!
さァ括目せよ!!!
遠くの滋賀をマイナー県と侮っていた者は音に聞け!
近くば寄ってゆっくりしていってね!(´・ω・`)
正直なところ、万城目氏の小説は最初から映画ありきというか
映像化を見越して書いてるような部分もあり
壮大な馬鹿らしさとも言うべきものが、文章だとちと物足りなさを感じる。
その辺が今まで、多少万城目氏作品に馴染めない理由だったのだが
舞台となる琵琶湖の「海」らしさが、県人からみてもよく出ている。
小説内にも出てきたが、かなりの割合で
小さい頃に琵琶湖を海だと思っていた滋賀作はいる筈だ。
マザーレイクという他県には訳の分からない標語は県民も恥ずかしいし、
県土の1/6どころか90%琵琶湖なんだろうと言われるが、
それでも新聞の「今日の琵琶湖の水位」は毎日見てしまう。
琵琶湖の見える風景は心のよりどころであり、心が帰る「海」なのだ。
ウチも実家に帰ると、窓を開けると琵琶湖が見える。
5分も歩けば、光る淡水を一望できる。
これがストーリーの中心として全国に供給されるだけでも、嬉しい。
岡田君のイケメンっぷりや深キョンの可憐さの背景に
是非注目してみていただきたい。(何処見てんだよ)
しゅららぼんとは、琵琶湖畔に伝わる「力」とは何か────。
それは小説なり、映画を見て頂きたいが
我が野望は、滋賀を全国区メジャーに押し上げることであり
その為にこうしてネットでコツコツと滋賀を発信しているのである。
ちなみに自分の本名だが、実はサンズイが入っている。
……こういえば、後は分かるな?( ´,_ゝ`)クックック
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歴史・時代物・文学に傾きがちな読書層。
読んだ本を掘り下げている内に妙な場所に着地する評が多いですが
おおむね本人は真面目に書いてマス。
年中歴史・文豪・宗教ブーム。滋賀偏愛。
現在クマー、谷崎、怨霊、老人もブーム中
徳川家茂・平安時代・暗号・辞書編纂物語・電車旅行記等の本も探し中。
秋口に無職になる予定で、就活中。
なかなかこちらに来る時間が取れないっす…。
2018.8.21
この書評へのコメント
- はるほん2013-12-22 18:59
>祐太郎さん
滋賀の質問ならいつでもどうじょ!!(゚▽゚)/
滋賀の中でも目くそ鼻くそ的な階級制度がありまする。
学生時代は信楽から来ていると言うだけでちなんだ渾名をつけたり
「信楽にそんなモンないやろ」などと毎日言っていた
Tさんに今でもお詫びを申し上げたい気持ちでイッパイです。(笑)
そして惜しい県という鋭すぎる洞察に、今心臓を抑えています。(イタタ)
信長さまが天下をとっていれば今頃はというのが
滋賀作の300年を超える愚痴でございます。
きっと安土ドームとか滋賀スカイツリーとか出来てた筈なのにと。
まあでも湖がど真ん中にあって
あんなに交通不便な土地ないですけどね!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 
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- 出版社:集英社
- ページ数:584
- ISBN:9784087451429
- 発売日:2013年12月13日
- 価格:798円
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