薄荷さん
レビュアー:
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ここにあったはずの本屋さんがなくなってる・・・
所用で出かけた少し遠くの町で、小さな本屋さんを発見しました。
その狭い店舗&薄暗い照明はどちらかといえば古本屋っぽいけど、ペンキで茶色に塗られた木製の古びた棚と平台は、いかにも昔から個人で営んできた本屋さんの風情で嬉しくなったものです。
通勤バスの窓から一瞬だけ見えるその店を認識しては、まだ一回しか行った事がないけど、今度行ったら何でもいいからあの店で本を買おう!と考えて楽しみにしていたのですが・・・つい先日、その場所が更地になってました・・・ああ、がっかり・・・(_ _;)
流通が特殊な本はただでさえ経営が大変なのに、紙の本離れが進むわ、万引きは悪質化してくわ、インターネットで安売り&自宅へお届けするわで、個人の小さい本屋さん&古本屋さんはどんどんなくなってきています。
こんな逆風吹きすさぶ本情勢の中、ここでは数々の趣向を凝らした小さな本屋さん&古本屋さん&ブックカフェを教えてくれます。
京都の素敵な町家で店員ゼロ、店主三人で日替わり店番の古書店。
熊本の雑貨販売とカフェを併設した本屋さんは所々に椅子があってじっくり本が選びやすいし、買った本をすぐカフェで読めるという優れもの。
岡山の町家では苔と亀の本も出版するほど詳しい店主と、年代物のガラスケースやミシン台が素敵な古書店。
目白のお店は古書と一緒に古道具も陳列してあって、凄くいい雰囲気(もちろんどちらも商品)。
高円寺は飲み屋兼古本屋という珍しいお店。カウンターの前も後ろも、テーブル席の横壁面全部も本だらけ!お酒の前に本で酔いしれてしまいそう・・・。
・・・など他にも書ききれないほど素敵な27店舗が紹介されています。
どのお店も個性的で行きたくなりました・・・が、残念ながら横浜のお店は一つもありません。
ありそうなんだけどなぁ…アスペクトさん、お願いしますよ~(T_T)
さて、そんな本屋さんの紹介の合間に2つのトークが入ってます。
1つは本好き芸人として名高いピース・又吉氏のインタビュー。
この人の視線と本との付き合い方がいいなぁ・・・とつくづく思います。ノブコブの吉村くんを本嫌いにしてしまった経緯は短いけど笑えますよ(^o^)
もう1つは古本に関する著書で有名な岡崎武志氏と、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」というブログの主宰者・小山力也氏の対談。
読んでいて「これだ!」と思ったのが、(ちょっと入りにくい)古本屋さんへの入り方=入口にたいていある均一棚から100円程度の本を一冊選んで店の中に入るんだ、と。
氏、曰く「神社でお賽銭をあげるような感覚で良い」とのことでしたが、私的には免罪符のようだと思えました・・・何分小心者なので、初めてのお店は怖いのです(^_^;)
というわけで、さぁ!みなさん!本屋さんへGO!ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
その狭い店舗&薄暗い照明はどちらかといえば古本屋っぽいけど、ペンキで茶色に塗られた木製の古びた棚と平台は、いかにも昔から個人で営んできた本屋さんの風情で嬉しくなったものです。
通勤バスの窓から一瞬だけ見えるその店を認識しては、まだ一回しか行った事がないけど、今度行ったら何でもいいからあの店で本を買おう!と考えて楽しみにしていたのですが・・・つい先日、その場所が更地になってました・・・ああ、がっかり・・・(_ _;)
流通が特殊な本はただでさえ経営が大変なのに、紙の本離れが進むわ、万引きは悪質化してくわ、インターネットで安売り&自宅へお届けするわで、個人の小さい本屋さん&古本屋さんはどんどんなくなってきています。
こんな逆風吹きすさぶ本情勢の中、ここでは数々の趣向を凝らした小さな本屋さん&古本屋さん&ブックカフェを教えてくれます。
京都の素敵な町家で店員ゼロ、店主三人で日替わり店番の古書店。
熊本の雑貨販売とカフェを併設した本屋さんは所々に椅子があってじっくり本が選びやすいし、買った本をすぐカフェで読めるという優れもの。
岡山の町家では苔と亀の本も出版するほど詳しい店主と、年代物のガラスケースやミシン台が素敵な古書店。
目白のお店は古書と一緒に古道具も陳列してあって、凄くいい雰囲気(もちろんどちらも商品)。
高円寺は飲み屋兼古本屋という珍しいお店。カウンターの前も後ろも、テーブル席の横壁面全部も本だらけ!お酒の前に本で酔いしれてしまいそう・・・。
・・・など他にも書ききれないほど素敵な27店舗が紹介されています。
どのお店も個性的で行きたくなりました・・・が、残念ながら横浜のお店は一つもありません。
ありそうなんだけどなぁ…アスペクトさん、お願いしますよ~(T_T)
さて、そんな本屋さんの紹介の合間に2つのトークが入ってます。
1つは本好き芸人として名高いピース・又吉氏のインタビュー。
この人の視線と本との付き合い方がいいなぁ・・・とつくづく思います。ノブコブの吉村くんを本嫌いにしてしまった経緯は短いけど笑えますよ(^o^)
もう1つは古本に関する著書で有名な岡崎武志氏と、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」というブログの主宰者・小山力也氏の対談。
読んでいて「これだ!」と思ったのが、(ちょっと入りにくい)古本屋さんへの入り方=入口にたいていある均一棚から100円程度の本を一冊選んで店の中に入るんだ、と。
氏、曰く「神社でお賽銭をあげるような感覚で良い」とのことでしたが、私的には免罪符のようだと思えました・・・何分小心者なので、初めてのお店は怖いのです(^_^;)
というわけで、さぁ!みなさん!本屋さんへGO!ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
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スマホを初めて買いました!その日に飛蚊症になりました(*´Д`)ついでにUSBメモリーが壊れて書きかけレビューが10個消えました・・・(T_T)
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- 出版社:アスペクト
- ページ数:128
- ISBN:9784757221635
- 発売日:2012年12月12日
- 価格:1680円
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